マルチができるまで

トゥーハートのマルチのお面を作る際の説明をかねて
お面の作り方の紹介です、ToHEARTはパソコン版を参考に
ToHEARTはLeafの作品です
HMX−14は来栖川工業、HRM−14はELECOMの製品です
いいモニターなんですよ、14インチですけど


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マルチその1

マルチ

やっと再開

で、マルチを修正してみた
いくらでも修正してしまうので
ここらで最後の修正にしたい。

前の奴の目を二重にした
あとは目の盛り上がりの修正
心中線が曲がって見えてるので
これからぼかして修正はおしまい

こいつを夏コミに最終βとして配りたい
っつうか委託販売してもらえそうな人に
あげてきたい。間に合うかな?

欲しい人、いる?

下は直前にプレスした物
これを元に修正したのが今の物
たいして違わない(っつかわからん)のが
かなりなにだね・・・

マルチ型どり

こんな感じですっぽり沈む深さの缶などに安置します

で、肩の周りからコピックが入り込まないように丁寧に隙間を埋めていきます。

ちなみに型の下あたりに穴を空けてあるので、後々そこから空気を入れてコピックを取り出します。

見れば分かるようにもうギリギリです。
もう少し正方形っぽい缶が欲しい・・・

で、缶を水で満たします。

鼻の頭、髪の毛の盛り上がりまできっちりカバーできるように水を入れますよ
コピックは不思議なことにほとんど(全く?)増えないので少なめに見積もる必要は無いです

コピックを溶きます

本当は計ってやるんですけど計らないでやってまして良く失敗します

あと夏場は氷水にしないと混ぜてる間に固まってしまったりしますよ

缶にコピックを入れていきますよ

そのとき回りから攻めていくようにしましょう
いきなり顔にかけたりしないように、左の写真は良くない例です
気泡が入らないようにそっと、回りから良く理由は顔や髪の毛のくぼみに入った部分が先に固まるのを防ぐためです

叩く、叩く

空気が上がってくるように叩きまくります
ダマもあがってくるので頑張ります

まだまだ固まる前だったら手を入れて中をゆっくり混ぜてもいいですね

で、ひっくり返して塞いであった孔を開放、空気を入れます

で、そーっと中身を落とします

で、ひっくり返して元に戻すんですがこのときに縁がちぎれないように注意

こんな感じに

年度の粉とかついてるのを綺麗に取り除くのですがやっぱり微妙な凹凸とかをちぎってしまわないように注意

ここで一通り水滴をふき取ったらシリコンスプレーを吹きます

吹いておくと2回くらいは型が取れたりしますが無くても平気かもしれません

石膏を入れます

石膏も分量を間違えると入れてる傍から固まったり全然乾かなかったりしますから出来ればちゃんと計って作りましょう

洗濯糊やら塩やらを入れると硬くなるっぽいです、糊は最後にさっと入れましょう
入れてから混ぜると地獄です

こんな感じ、気泡入って失敗してますね

この気泡が実は塩の塊だったりして困りました
塩は溶いた水を用意してそれで混ぜましょうね

表面のでこぼこやバリを修正するのは「テレホンカード」が一番です

これで小さな逆気泡(コピック側の気泡)を取り除き石膏の縁をベベル加工します

縁取っておかないとそこから欠けるので


これが自作プレス機材

木枠は田宮のプラバンより1cmくらい大きく作ってありこれに手持ち用の棒が立ててあるだけです

それとしっかりはまるように
(できるだけ空気が逃げないように)
下に木の箱が設置されています
そこにはパンチングメタルという
穴があいた鉄の板です
DIYで買ったアルミのは長持ちせず
結局古君氏にたのんで秋葉でステンのものを購入、これはずーっと使えています

両のくの字は皺集めようのもの
両脇にくしゃっとガムテをまとめてひだをつけてます
微妙に皺が寄りにくくなる気がするので


というわけでプラバンあっためます
ホットプレートの回りの油はね止めは
無いと十分にあったまらないためです
さらにエアコンはダメ
暖房もダメでした、空気が動かないようにね

で少し離れたところでゆらゆらあっためているとプラ板の表面が一回たるんで
その後ピンと張ります
その状態でちょっとあっためたら
ホットプレートの上においてしまいます

ちゃんと全体が温まる前にプレートに置くとむらが出来てアウトです

大丈夫な場合は全体が綺麗に解け始めるので
夏場で5秒、冬場で7秒を目安に持ち上げます

そしたらさっきの機械の上にそーっと、手早く載せなくてはなりません

慌てておくと空気の力でプラ板が伸びてしまいますし
ゆっくりしてると冷えて形が出ません

そして一発掃除機スイッチオンですよ


すると一瞬で右のように!
後は冷えるのを待ちます、吸いながら

だいたい5〜6秒で冷えるので
そしたらそっとおでこを押しながら
プラバンをはずしますよ

型の下など巻き込みが起きてると外れません
それを防ぐために実は型の裏には
ゴム接着剤で縁取りがされていますよ
その辺は型の作り方のほうで説明


というわけでプレス終了
ガムテープをはがして新しいプラ板張りつつ適当に切りぬいて完成
後は塗るだけです

3人で

ガムテ剥ぎプラ板貼り
暖め
空気抜き型外し

とローテーション組むと
大体5分で1枚プレスできます
一人でやっても20分1枚位ですよ