最近再放送されたDEATHみて気付いたんだけど
「加持さんはもう居ないんだ!!」「・・・うそ・・・」ってやりとりの
続きとして考えるとしっくりくるんだ
で、「アスカを助けたいんだ」「貴方は私を傷つけるだけだもの」で
ちゃんと繋がるでしょ?
恐らくLD版の23話か24話の冒頭かで追加シーンとして
ちゃんとお目見えするんじゃないかな?
「オタクに対する嫌悪感を投影〜〜排除〜〜」とか云われるけど
そんな「見た人に伝わる筈のないテーマ」はテーマでも何でもないので没
我らが監督が知らないで見てる人に分からないテーマを主題に置くはずがない
んじゃ〜何だったのか?というと
「意味深な演出をすることで煙に巻き、深読みをさせるため」か
「現実はそんな物」っていう演出か、どちらかもしくは両方
意味ありげな演出をちりばめて本来存在しない深さを見る人から引き出す
ってのがエヴァ全体を通して存在した演出技術なんだ
エヴァを見ていた人の心の中にあったなにかを投影しようとしたけど
不可解すぎて失敗したのかも知れないね
いや、みんな色々考えてるから成功なのかな?
ええと、これはひどくややこしい物なんだ
有り体に言えば「リリスによるサードインパクト」
実際監督も前半は余り考えていなかった様だし、取って付けになるけどね
1.ユイの計画
自分自身が「約束の時」人類の証としてエヴァに残ること
2.ゲンドウの計画
ユイと共にエヴァに残ること
3.ゼーレの計画1
リリスを依代にして人類を補完すること
4.ゼーレの計画2
リリスより作られたエヴァ初号機によって人類を補完すること
で、実際ゼーレの計画2通りに進行してしまうわけだけど
みんなで一つだった頃(アダムかドモンってやつ)に帰ってしまうゼーレの計画は
シンジに否定されたせいでユイのみエヴァに残り去って行くわけだ
一番被害甚大、世界に対する潜在的嫌悪感かなにかが潜んでいそうだね
で、この作品一番の謎「ユイって何者?」に繋がるわけだけど
はっきり言えば「作品のひずみを吸収するために謎だらけにされた人」
人類の存在した証を残そうとしたり、ゼーレの関係者だったりね
ゲンドウもシンジも御陰で「捨てられた」とひねくれちゃった訳だし
実は全ては彼女のせいなのではないだろうか?
ま、分からないことは皆「ユイの意志」か「ゼーレの意志」かのどっちかなんだ
ミサトが解放された時点でネルフにとって「存じません(諜報員)」
もう関係ない人だった、つまり冬月解放が確認されていたわけなんだ
それより後にネルフの人間が「関係ない人」の彼を手がける必要はないわけで
結果、ゼーレか内閣諜報関係者って事になるわけだけど
ことの顛末に関わってなかった内閣が彼を殺す意味はない
で、ゼーレの報復って訳、簡単な消去法だね
こうすればあの「よ、遅かったじゃないか」も
もう冬月も解放しちゃったしゼーレもネルフも調べ尽くしちゃったよ、っつう
加持流の皮肉っていう風に納得できるだろう?
よく言葉から「ミサト」が引き合いに出されるけどこれならOK
それに彼女が殺す理由が無いよね
友人は「ありがとう」だといってたがそれで「嘘つき」は無いでしょう
やっぱりあの嬉しそうな涙は「愛していた」と云われたからじゃないかな?
p.s.その後口パク&やまぐ〜証言から
「愛していたんだ(よ)」ではないか?と推測されております
リリスよりアダムや人が生まれ、15年前アダムが飛び散って使徒が生まれた
実際この辺はもう一寸色々考えてみるけど、どう?
ゲンドウ曰く「アダムも、そしてリリスも我らの手にある」
「アダムとリリスの禁断の融合・・・」「アダムはすでに私と共にある」より
「リリス」がレイを「おかえりなさい」と迎えるシーンもあり
アダムがレイに取り込まれたか、レイそのものが「アダム」で
リリスに還ったんだろうね
みんな「アスカ様復活!!」とか云っているので自信無くなっちゃってたけど
DEATHのCDであの場面にかかっていた曲の名前が「偽りの再生」だったから
多分違うんじゃないかな?
*ま、実際はどっちでもいいこと、になってしまったんだけどね
恐らくアラエルがやって来たのはクリスマス前後当たり
ハレルヤはクリスマスで使われるからね、それに加えて第九は年末だ
そして翌年の2016年が人類にとって新世紀元年になるわけだ
それから1を引いた「2015年の物語」であるエヴァンゲリオンを
GENESIS0と云う名前にしたんじゃないかな?
18話出だしの3号機の空輸場面で、機体が雲に突っ込んだ後
雷がパリパリっと起きるんだ
後にバルディエルが霧を意味する事も分かったので
これで合っているんじゃないかな?
最初、リツコの「シンジくんのイメージが擬似的にプラグスーツを・・・」から
シンジにとって制服の自分よりプラグスーツの自分の方がリアルなんだって
演出なんだと思ったけれど、後々監督はビジュアルからはいるタイプだと聞いて
最後の「LCLと一緒に流れ出すプラグスーツ」のイメージが必要だったから
そこから逆に作ったのかも知れないとも思うんだ
・・・君はどっちだと思う?
プラグ深度を下げて、と云ったときシンジ達が下に降りるしね
あと汚染域ぎりぎりなどと云うシーンから多分あまりコアに近いと
エヴァに浸食され、取り込まれてしまうのたどおもうよ
そのためのエントリープラグのようだ、10年前のユイの時は
直接コアに接触したのかも、アスカの母もそうだったしね
アスカには見向きもしなかったが、シンジの初号機が
ATフィールドを張った瞬間はじめて気付いたように振り返るんだ
ホントだよ、見直してみてね
多分DNAをかたどった二重螺旋がデザイン元だと思うよ
後この使徒に浸食されることは気持ちいいことのようだね
この話の最後でリツコさんが「みんなサルベージされたもの」と云っているし
また、ナオコ博士(リツコさんの母)とゲンドウの会話で
ナオコ「本当にいいの?」ゲンドウ「ああ、自分の仕事に後悔はない」
ナオコ「うそ、ユイさんのことが忘れらんないんでしょ、でもいいの」
またリツコの10年前のサルベージ失敗の話などから
多分ユイさんを助け出そうとする度に綾波が出てくるんだと思うよ
魂は初号機に残ってしまっていて、うち一体だけがレイになった
一人が死ぬと次の綾波に魂が移って新しい綾波になるんだと思うよ
ある使徒が死ぬと次の使徒が出てくるのもこれと同じかも知れないね
全部壊れてしまったようだけど、ダミープラグに一人残ってるかも
「先生の云ってたとおりなんだね」「先生の所に帰ります」「先生の所にいたんだ」
などなど。シンジが第三新東京市へ来る前は先生の所にいたみたいだけど
シンジの人嫌いな感じとか先生の話を聞いたカヲル君が「人間が嫌いなのかい?」
なんて切り返す辺りもしかしたらコンピューターみたいな物なのかも
みんなこの先生が見せていた夢だったってオチを予想した事もあったけど
実際出てくるのかな、先生
カヲル君が綾波とシンジに対して「君たちには未来が必要だ」と云ってるので
彼女は多分正確な意味での「使徒」じゃないみたいだ
つまり死なないで人間達と一緒に選ばれる人間の仲間みたいだね
でも、3人目の彼女と云う意味では死ぬかも知れないね
で、ダミーで暴走したエヴァを彼女が押さえる、と
有りそうじゃない?ね?